第17回松陽芸術祭☆
なんて偶然!!
僕の講演会の日に母校・松陽高等学校が同じ黎明館で「松陽芸術祭」を開催しています!
講演を聴く前に、後輩達の作品を観てから来ていただけると嬉しいです☆

どうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m

JUGEMテーマ:アート・デザイン
斜め上☆
情熱家は自らの情熱でご飯を食べる職業なので、その仕事の内容は多種にわたります。
作品制作(衣服、絵画・イラスト、音楽、身体表現、舞台)、デザイン(衣服、紙媒体、web)、パフォーマンス、イベント企画、イベント出演、等々。
ワンダーマップをするようになってからは講演のお仕事もちょくちょくいただけるようにもなりました。
アーティストとしての講演もたまにいただくのですが、依頼のほとんどが福祉に関して。
2010年に初めて福祉関係の全国フォーラムに呼んでもらった時は、一体何をお話ししたら良いのか少し戸惑いましたが、「福祉」の意味を辞典で調べたら「幸せ、豊かさ」だということを知りました。僕の創作活動はまさにそれ(福祉=幸せ、豊かさ)を創る為のものだったので、自信をもってお話しする事ができたのですが、それ以降様々福祉関係の組織から講演の依頼をいただけるようになりました。

同じ「福祉」の専門家であっても、「いわゆる福祉」を職業としている人々はほぼ異業種(当たり前と言えば当たり前なのですが)。フォーラムで呼ばれると僕以外にも沢山の講師の方が全国から集まっているので、そういう方々とお話しするのは非常に面白く、新しい発見、自身の気付きが沢山生まれます。


先日、兵庫県の明石に呼んでいただいたとき、同じく講師として呼ばれていたある障がい者施設の所長をされている方とお話ししたのですが、その方が
「今までは利用者さんを一般社会(健常者の社会)で生活出来る様に訓練して引き上げる事を良しとしてきたのだけど、今は無理にそうするのではなく、自分たちが利用者さんのところまで下がって、利用者さんが過ごしやすい環境つくりをすることに務めている」

乱暴な表現をすると、以前は利用者さんの立ち位置を自分たちの位置まで上げる様にしていたが、今は自分たちの立ち位置を利用者さんの立ち位置まで下げ、その位置で利用者さんが過ごしやすい環境つくりをおこなっている。って事を話されました。

それはそれで良い事だと思うのですが、僕は少し反論しました。
どちらか一方だけが相手に合わせるのではなく、お互いに近づいて行く事が必要なのだと。
もちろん職員は少し下がらないといけないですが、その位置から引っ張らなければならない。
その位置は10人全員が同じ位置であるはずがなく、人によってかなり近づかなければならない人もいれば、殆ど下がらなくても良い場合もある。しかし、ほんの少しであっても利用者さんが上昇し、同じ立ち位置に立つ事が大切である。
そして、お互いが同じ位置に立った時、それは「斜め上」に行っている可能性がある。と。

「斜め上」とは。
社会生活という縦軸一本の評価から、新しい評価軸が生まれて、その評価軸での位置が社会生活軸での利用者、職員の評価位置よりも双方共に高くなるという事。
グラフで表すと

こんな感じ。
例として新軸は「魅力的な生活を送る能力」としましたが、案外いいかもしれません。この評価軸は。
※僕は「いわゆる福祉」の現場を生で体験している訳ではないので(視察、見学等はたまにさせていただくのですが)、理想論なのかもしれませんが、理想がなければ世界は良くならないと考えておりますのでご容赦ください。


で、この時話した「斜め上」ってのは、この方と話している中で生まれた意識だったのですが、
それって、僕のアートやワンダーマッププロジェクトにも当てはめる事ができるのでは?と。

最初の縦軸を「アートに対する意識」とした場合。
それが高いアーティスト、しかし高すぎる意識は他者を拒み、不理解を生む恐れもあるので、適当な許容できるレベルに下げる。とっつきやすくなった事で今まで無関心もしくはなかなか近付き難かった人達との交流が始まり、その人達の意識がいつの間にかに高まる。
そうやってアーティスト、地域の人々の意識が同じ位置で揃った時、新軸「魅力的な生活を送る能力」や「アートを使った魅力的な地域つくりの実現の可能性」は以前の軸の位置よりも高い位置にくる。


評価基準が違う物を同じ軸で比べ、表記する事は非常に乱暴な事かもしれませんが、斜め上をいく意識として大切な事かもしれません。
特に人は向上心があればあるほど、それにともなうプラスのものを下げる事を嫌います。
しかし、それを少し下げ、他者が上がって来れるところで合流出来れば(お互いに近づくという事)、それとはちょっと離れた別の部分が以前の位置以上に高まる可能性があるという事を理解していると良いかもしれません。

アーティストが高い位置での視点で書きましたが、その逆も勿論あります。

最後に僕の事例を紹介
「縦軸『田舎の常識、あいさつ・近所付き合い編』」

縦軸「あいさつ・近所付き合い」
僕は非常にあいさつや近所付き合いが苦手な人間です。知っている人を見かけても、相手が気付かなかったらわざわざこちらから声を掛けるという事はしない人間でした。
街に住んでいた頃はそれでも全く問題なかったですし、アーティストは作品で語れば良い!みたいな考えだったのですが、しかし、田舎に暮らしているとそうはいかない。
 だらだら書くとまた長くなってしまうので…
グラフで僕より高い位置にいる野首地域の方々が積極的に声を掛けてくれて、多少の無礼は許してくれました。それが僕の心を少しずつ柔らかくしてくれて、今では挨拶くらいはできるようになり、さらにお酒の席に呼んでもらえたら、その場を非常に楽しく過ごせるようになりました。
 地域の人達が下がって来てくれたから、僕はその位置に上がる事が出来ました。
他の田舎だったら、もしかしたら「あの男は年下のくせに自分から挨拶もしない、なんて無礼な男なんだ」となっていた可能性もありましたが、地域がある程度許容してくれた事で僕はその中に自分の距離感を守りながら入る事ができました。
「お互いに気付けば挨拶する」それでOKという高さ。
それのお陰で僕はワンダーマップを始める事ができ、地域に元々あった「あいさつ・近所付き合い」よりも高いレベルで「魅力的な生活」を手に入れていると思えます。


なんだか長くなりましたが、2014年のワンダーマップの企画書を作成しながらそんなことを考えておりました。
てか、途中でこんな日記書いてしまったので、企画書の方は全然進んでおりませんがwww
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